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百猫物語 (ひゃくびょうものがたり)

  野良猫との出会いや保護活動の過程で、不幸なまま救えなかった猫たちへの懺悔・・・・・   そして、保護して本当に幸せなのか、愛情がわいて手放せない猫たち・・・・増えていく猫たちと家族になった私の日々を綴る。

余命宣告

皆様すみません。この投稿を致しましたが、何度も発作で苦しんでマリンは七月を待たずに旅立ちました。前日の夜に急きょ通院、インターフェロンを投与、検査をしてリンパ球が激減・・・・貧血は改善されていてもエイズが発症している、と先生が認めました。 
その翌日(6月30日)朝から発作で、抱っこしていると楽そうでしたが、口を開けて息をしていました。

もう起き上がれなくて、ぜいぜいと荒い息遣い、何度かの発作でした。
マリンちゃんは、苦しみから解き放たれました。
マリンちゃん、いつも私に寄り添ってくれてありがとう。
人懐こくて可愛い子だった、大好きだよ。
FIV・・・本当に怖いです。 


◆ 余命宣告

実は、ひと月持つか。。。と、言われていたマリンちゃん。
保護した時に「FIV陽性反応」でした。
(2011年9月30日の投稿 ★陽性マリンちゃん★)
最近も「先生、エイズ発症ですか?」
「いや、エイズの症状では無いです」
そんな会話を何度もしていました。

そして、昨夜は立てなくなり辛い様子のマリンちゃんを緊急で夜に通院しました。
とうとう、エイズの症状と重なったと診断され、血液検査のリンパ球が激減。
気休めかもしれないけど、インターフェロンを投与。
「来週まで持つか」との診断(余命宣告)を受けてきた昨夜、もう苦しいのに抱くと落ち着く。
後は以下の記事を参照にお借り致しました。
全てのマリンちゃんの症状と一致します。
マリンちゃん急性期の症状で苦しみ「発症期の猫エイズウィルス感染症」発症まで6年。
2011年の秋、保護当時の血液検査で「FIV陽性反応」で潜伏期間だった事になる。
そして、先月より発症です。薬も効かない、何をしても改善・・・しない訳だ。
エイズ発症だったなんて。

「子猫のへや」より転載。
http://www.konekono-heya.com/byouki/infection/fiv.html
★猫エイズウイルス感染症の主症状★
「急性期」
 まずは急性期の症状が現れます。エイズウイルスに感染した全ての猫に見られるわけではありませんが、一般的に感染後約1ヶ月ぐらいで風邪、下痢、リンパ節が腫れるなどの症状がみられるようになり、こうした軽い症状が1ヶ月~1年くらい続きます。

「無症状キャリア期」
 急性期に見られた症状が一旦影を潜め、無症状キャリア期と呼ばれるフェイズに入ります。急性期を過たウイルスがいったん攻撃をやめ、猫体内のリンパ球の中に潜んでしまった状態です。それに伴い症状も消えるため、あたかも病気が治ってしまったかのような体調になりますが、完治したわけではありません。この間にもウイルスは猫の体内でリンパ球を破壊し、次第に免疫力を奪っていきます。無症状キャリア期は通常4~5年、猫によっては10年以上続きます。

「エイズ発症期」
 無症状キャリア期が終わると、いわゆるエイズ(後天性免疫不全症候群)を発症し、エイズ発症期と呼ばれる時期に入ります。最も多く見られる症状が、歯肉、歯周組織などの炎症や細菌感染による口内炎、口の中の潰瘍(かいよう)、口臭、よだれなどの口腔内の疾患で、約半数の猫で認められます。その他には体重減少、嘔吐、下痢、よく風邪をひく、風邪がなかなか治らない、ダニや真菌といった日和見感染症(ひよりみかんせんしょう=通常なら無害な菌が、免疫力の低下につけ込んで症状を現すこと)による皮膚炎や、食欲減退、脱水、といった症状です。さらに免疫力が弱まると、肺炎、胸膜炎、悪性腫瘍(いわゆるガン)、その他、さまざまな臓器の障害が引き起こされます。

★☆ご訪問頂き有難うございます。マリンちゃんもう寝ていても苦しいのに、私の方を見ていました。頭を沢山撫でてきました。昨夜は緊急通院しましたが、もう何をしても苦しそうでした。☆★
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