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百猫物語 (ひゃくびょうものがたり)

  野良猫との出会いや保護活動の過程で、不幸なまま救えなかった猫たちへの懺悔・・・・・   そして、保護して本当に幸せなのか、愛情がわいて手放せない猫たち・・・・増えていく猫たちと家族になった私の日々を綴る。

尊厳を失わず

◆尊厳を失わず「最期まで立派に生きた猫」

台風のつめ跡、千葉県の方々が1日も早く、災害の復旧と生活の安心を得られます様に、心よりお祈り申し上げます。

保護して数日後にナデナデが嬉しくて、甘える涼くん。
お風呂に3回入れました。でも毛色はスッキリ白にはならなかった。
過酷な野良生活が染み付いていました。

☆ ☆甘えん坊涼くん

8月、酷暑の日にやっと捕獲した涼くんは、以前から気に掛けていた猫でした。
痩せていて、病気かな?心配していました。
春も初夏も見掛けて、病院へ連れて行きたくて、
「とにかく保護しよう」決めていました。

町のあちこちで見かけました。痩せていて心配。
でも、いつもスーッと逃げてしまう。
やっと近くに来てくれる様に慣れたのが初夏。
毎日同じ場所には居ませんが、私を覚えて側に来てくれる。

運命はあの日、私の知り合いの庭に水を飲みに来ていた。
「数日前から来るのよ、ご飯をあげるわね」
その家の協力で捕獲して、病院へ行くと血液検査は「エイズ陽性」
「でもよく食べる!良かった、すぐに捕まって良かった」
私の所へ来てくれて、ありがとう。
側に居る安心感です。もう飢えないよ。毎日たくさん食べてね。

好きな焼き魚パックをあげると嬉しくてガツガツ食べる。
撫でると側から離れません。甘えん坊でした。

そして、台風の到来の頃、食べなくなって、痛い注射を我慢して、
スポイトでご飯を食べて。一生懸命生きました。
私は毎朝晩点滴をして、脱水症状を緩和させると気持ち良いのか?
少し元気になってスリスリします。
「エイズだから、何があっても難しいね」
「でも食べてるなら大丈夫だよ」とは、言われました。

しかし、体力の回復もなく、数日を過ごし、朝から辛そうにして、
ひっそり息を引き取ったのが9月14日。

保護してひと月だけ暮らしました。一緒で嬉しくて早く帰る様になりました。
涼くんが待ってるから、早く帰る。美味しいエサを選んで帰る。
☆ ☆ ☆ 涼くん最後の猫座り

最後の苦しい日々に、私を見つめて猫座りをしている涼くんです。
オス猫としての尊厳を持って、
私に「ボクは大丈夫だよ」って言っている様です。

いつも猫は家に居ます。他の子も可愛くて大事な私の猫。
なのに涼くんが居なくなって、ぽっかり穴が開いています。
「太って欲しかったな」
丸々とした涼くんを抱っこしたかった。
涼くんは、ずっと私の心に残る猫。立派に生きた猫でした。
涼くんと暮らして、幸せだったのに、守れなくてごめんね。
やっと出会えた猫との、たつたひと月の幸せでした。

★☆ご訪問頂き有難うございます。とにかく軽い。そして、毛がボロボロ、少し臭くて汚れていた子。でも良く食べました!元気な証拠と思いましたが、力尽きる数日は頑張り、壮絶でした。辛くても私が撫でるとゴロゴロ喉を鳴らしてくれた。甘えん坊で、保護してから怖がらずに甘えてくれたね。ありがとう。この子は、生まれてから今まで、お外で苦労して、家の中でお腹一杯食べて、安心して生きる事が出来なかったけど、私に愛をくれました。涼くんは、最後まで、オス猫として私を見つめて気にしてくれました。涼くん本当にありがとう。☆★
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