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百猫物語 (ひゃくびょうものがたり)

  野良猫との出会いや保護活動の過程で、不幸なまま救えなかった猫たちへの懺悔・・・・・   そして、保護して本当に幸せなのか、愛情がわいて手放せない猫たち・・・・増えていく猫たちと家族になった私の日々を綴る。

頑張りましたが

◆ 頑張りましたが

いきなりで、すみません。
今朝(正式には、もう昨日)たあちゃんをお寺へ連れて行きました。
慈恵院 20210616015402a58.jpeg

「6月14日(月)夜9:25」
私の目の前でお布団に横たわり、静かに息を引きとりました。
最後までマイペースで、苦しまなくて、ちょっと鼻息が荒いな、
「たあちゃん」って呼んで頭を撫でたら「はーっ」息を吐いて。

なんとも、静かに旅だったのでしょう。

お寺へ行く途中、たあちゃんを運びながら、この子を保護した町へ寄りました。
今はマンションがありましたが、この土地の古いアパートでウロウロしていた子。
解体工事前、工具が置いてある人気の無いアパートの庭で、痩せていた猫を見て連れてきた。

「たあちゃんと、ここで出会ったね」懐かしく思い出しました。
あのタイミングで、会えて良かったね。
あれからずっと、モフモフのこの子が大好きでした。

いっときは快調で喜んでいましたが、やはり日に日に食は細り。
土日に「飲み込み」が悪くなっていました。自力では食べなくて、毎日栄養食のペーストを強制給仕して、水をたくさん飲みました。

月曜には歩かなくて、静かに静かに横たわり休んでいました。
夜まで頑張り、私も頭を撫でながら「今夜が山だな」と、覚悟していましたが、
世話を掛ける事もなく逝くなんて。
☆ ☆ ☆ ☆ たあちゃんの思い出
今年2月、先生に「(血液検査の)数値悪いね、末期の腎不全だから、もってあと2週間か、10日かな」って余命宣告されてから4ヶ月頑張りました。
1月13日に仲良しのアッコちゃんが、お空へ引っ越して寂しかったね。
ちょうど5ヶ月経って、アッコちゃんがお迎えに来たのかもしれません。
今夜は、アッコちゃんに会えたかな。
私もいつか会いたいわ。

★☆ご訪問頂きありがとうございます。「腎不全だから、薬は無いよ、点滴だけは頑張って」と、先生に言われたのが2月でした。すごく抵抗して、暴れるたあちゃんに、針を刺すのが辛くて、毎日は無理でした。たあちゃん、痛い事してごめんね。抱っこしてふわふわの手の温もり、忘れません。☆★
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