
◆ おじさんの黒猫
職場付近の私鉄沿線に自転車駐輪場があります。
夜の帰り道、初めてその黒猫ちゃんを見かけた時には、黒猫ちゃんは鼻垂れのグズグズで、見るも痛々しい様子でした。
エサは置いてありましたから、誰か可愛がっているのはわかります。
でもカリカリに蟻がたかっていて、この子は食べたいのに見つめています。エサを置けば良いってもんじゃ無いよね。
とりあえずエサを捨てました。(捨てないと、駐輪場からクレームが心配です)
仕方ないな、とりあえずコンビニで缶詰めのエサを買い与えました。
「栄養をつけて、早く健康にならないとね」でも栄養だけじゃ治らない、
「明日、ウチの猫の薬を持ってくるよ、バイバイ」と、黒猫ちゃんに後ろ髪をひかれつつ帰路につきました。
帰宅して直ぐにウチの猫の風邪薬を小分けして、あの黒猫ちゃんに明日必ず投薬するぞーと、バッグへ入れて忘れない様に用意。
翌日の夜、ジッと同じ場所で待っている黒猫ちゃんが居ました。
きっと、あのカリカリをくれる誰かさんを待っているんだね。
(続く)

★有難うございました。おじさん、切ないです。宜しくです★

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