
ソレを平気で「与え過ぎた」馬鹿な飼い主の話しなのです。
貧血とか、口内炎とか、食の細くなっていた子に、きちんとした食事を与えないとイケナイって、後から思った戒めとして、書いています。
◆ 竹輪とカニカマの事
「人間の食べる食品に含まれている塩分は、身体の小さな猫には負担になる程の量だから(加工食品)は、たまに少し与える位なら良いけれど、しょっちゅう与えるのは良くないですね。
でも食事をしなくなった子に、何でも良いから食べて欲しい!と言う時にはカニカマでも何でも口にして欲しいわね。
食べないと体力が落ちて弱ってしまう。藁をもすがる気持ちで、せめて食べて欲しいって思うわね。」
弱ってきたグレちゃんを病院へ入院させた時に、獣医先生に言われた言葉です。
今でも頭をよぎります。与え過ぎた加工食品。本当に後悔しました。
(猫本の特集でもありますね。「与えて良い食品、悪い食品」等の記事が)
もう長くは無いと、目に見えて弱っていったグレちゃんを見ていて「何でも良いから食べて!」
朝も夜も缶詰めに薬を混ぜては口に運びましたが、感の良い子で薬入りのエサはソッポを向いてしまいます。
食べないと体力が無くなる・・・そして、仕方なく(大好きな)加工食品を細かくして与えると少し食べてくれました。
「食べた!グレちゃん食べたね、良い子だね」
結局は、塩分を気にするよりも食事をして欲しくて、また買ってしまった加工食品。
☆ ☆ ☆ ☆ ☆

先生も看護士さんも「結構食べましたよ、昨夜は置いていた分が無くなっていました」
入院中も体力をつける為に、食事を優先してしまったのです。
「もう今は食べる物なら(加工食品も)仕方ないですね」
そんなやりとりを数日して、毎晩「食べた、食べない」と気にしているうちに、
「もうお家で(最期は)安心して過ごした方が良いと思いますよ」と・・・
そうして、グレちゃんの事を抱いて過ごした2日後、朝に香箱座りをして良い子の挨拶をした子。頭を撫でて、アゴをさすり
「これから仕事に行くね、もう今夜は会えない気がするよ(予感がしました)ゴメンねグレちゃん、留守番していてね、もうさよならだね。今までありがとう」
お別れに撫でた小さな身体の温もりが、生きているグレちゃんの最後の温もりでした。
香箱座りを最期に・・・いつもワガママだったグレちゃんが・・・。
今でもスーパーで加工食品を見るとグレちゃんの顔が浮かびます。
毎日毎日の事でした。
「今日はマグロが安い、グレちゃん喜ぶな〜」
「今日はカニカマを買ったから、グレちゃんにあげよう」
他にも猫が沢山居ますが。私の中では(オナシの子)グレちゃんが生活の中心でしたから・・・
加工食品売り場には、あまり足を運ばなくなりました。
加工食品を見て浮かぶロシアンブルーもどきの可愛い子の顔、そしてその子が喜ぶから買ってしまった私。「加工食品を与え過ぎた」後悔を引きずる飼い主の私。
食事は生活の中心です。安心できる物を与えて、後悔をしない様にしたいです。
★ご訪問頂き有難うございました。時々加工食品売り場で思い出します。❤︎☆★

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