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百猫物語 (ひゃくびょうものがたり)

  野良猫との出会いや保護活動の過程で、不幸なまま救えなかった猫たちへの懺悔・・・・・   そして、保護して本当に幸せなのか、愛情がわいて手放せない猫たち・・・・増えていく猫たちと家族になった私の日々を綴る。

飼い主の責任とは(その二)

◆では、自分は?
そこで、自分の「責任」を考えると、猫ボラの会長さんに指摘されて気付いた無責任さ・・・が、意外にも大きな問題で、最近考えています。
「多頭飼い」の将来への無責任さが今の私に有ります。
私の未来が末永いなら、飼い猫を寿命まで看取り葬る事ができます。
( 当然の行為ですが )
オナシ一族の朝
        ( 保護活動のきっかけ=オナシ一族:中央は現デブ猫のボクちん )
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しかし、私が長生きするとは限らず、家族の猫への理解が有る家では無いし、1~2匹なら考えてくれても多頭飼い+保護・預かりが居ると、もし病気・事故・などに遭遇すると、下手したら先に指摘した「捨てる誰かさん」になる・・・飼い主の責任とは(その一)
そんな自分の環境に気付いてしまいました。 猫ボランティア団体に今年加入し、会長さんが心配して指摘してくれたのですが 「 会では責任持てない 」 とキッパリ言われました。

「 追 記 」あえて会長さんの言葉を載せますと「あんた調子にのって保護ばかりしてどうすんの? 病気とか入院したら、猫がこんなに居て誰かに先の事を伝えてあるの? イザとなったら家族なんて猫を外に出して知らん振りするかもしれないし、先の事を誰かに託しておかなくて良いの?1匹づつ分けて預けるとか、元気なうちに何か考えた方が良いよ

なぜ責任持てないか、それは
① 地域の相談でも手一杯。活動人数が少ない事も理由の一つ。
② 会員はそれぞれが自主的に地域の野良猫問題に「 会員として取り組む 」為の会だから、個人の(会員は多頭も多い)を託された場合=成猫がほとんどで里親に出しにくい。
③ リスクが増えて( シェルターが無いから )まかない切れない。
④ 会員の猫の保護をして、会の活動が制限されると会が成り立たない。
⑤ 会員の猫を本人の思惑通りに出来ない場合、その後の判断をくだすには責任を負えない。

だから「 自分が"もしも" の時は知人に依頼して、何匹かに分けて預ける等の依頼を“元気なうちに”した方が良いよ 」と、言われました。 冷たい様ですが、確かにその通りかもしれません・・・ 

私の希望はウチの猫を飼ってもらい生涯をまっとうさせたい、でも
託された方の負担は?わかりません。 自分でも誰かにお願いするには、無計画過ぎてわからない。

でも、万が一心ある方にお願いして、飼うなり、里親探しを依頼するなり出来れば・・・今はあの子達を野良猫にしたくない、正直それしか思い浮かばない状態です。
 
オナシ一族勢ぞろい ( オナシママと子供たち )
子猫の時からウチにいる子は、野良の生活なんて無理だし、可愛そうで・・・と自分のエゴしか出てきません。 家族が理解あり、完全に飼える環境の自宅なら、家族がそのまま継続して飼えば良いのでしょう。
今言えるのは、それが「理想」だと言う事。そんな考えをした事、皆さんはありますか?
何も気にしないで、思い切り飼える環境が欲しい・・・
そのように、頑張るしかないのです。
今、自分が健康で時間が有るうちに。

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コメント


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捨てる人と拾う人がいるなら 自分は捨てる人にはなりたくない と思っていますが、今は良くても将来何が起こるか分らないのですから、「絶対」大丈夫と言う保障は無いんですよね。
それは天災だったり、飼い主の病気や死だったり、、いろんな原因で飼う事が出来なくなる事が起こるかもしれません。
でも、考えてたらキリがないので、その時の状況に応じて最善を尽くせる様に前もって出来る事はしておかないと、と思いました。
動物を飼うって事は本当の覚悟が必要なんですね。

DC | URL | 2011-11-10(Thu)17:01 [編集]

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| | 2011-11-10(Thu)20:23 [編集]

確かに・・・
我が家は二世帯同居なので老後はよしとして・・・
今は家族みんなが働いているけど、職を失うこともあるかもしれない・・・
難しいですね、可哀そうだけではいけないんですね。
でも私もsabimamaさんと同じです。
見たらほっては置けないし・・・
どうしていいかわかりあせん。

なっつばー | URL | 2011-11-10(Thu)22:50 [編集]

命を預かることって大きな責任が伴いますよね。
今後何が起こるかわからない。

前回のうちの譲渡会でも、お姑さんと暮らすことになり、どうしても飼えなくなったとコーギーを連れてきてる人がいました。説得できなかったのかな?とも思いましたが・・・。
譲渡先を見つけようとするだけでもマシかな、と思うようにしました。

最近、犬の悲しい境遇を2つのブログの記事で目にしました。
飼っているんだけれど、一方は放し飼いでろくにご飯も与えてもらえず、愛情をかけてもらえないメスの老犬。
一方は生涯つなぎっぱなしで、お散歩もしてもらえないオスの老犬(先日亡くなりました)。
いったい何の為に犬を迎えたんだろう。
その種が生きていくうえで何が幸せなのか・・・わからないまま飼っている飼い主も多いです。(飼うという言葉も好きでは無いけれど)間違ってもそんな人にはお願いしませんが、境遇が変われば、生きていく為に人間は変わってしまいますよね。人間は身勝手です。

もしも自分が他の人にあの子達の命を託すのなら・・・。
自分の子供達に託す。実家の妹に託す。なんとなく選択肢はありますが真剣に考えなければならない問題だと思いました。

aries327 | URL | 2011-11-10(Thu)23:38 [編集]

Re: タイトルなし

するる様 恥ずかしいですが、現地の事を何もしりません。写真を何十枚も見せて頂きました。驚愕の事実に本当に怒りがわいてきて、悔しいですね。するるさんのご活躍も力になっているはず。頑張っていきましょう。

Sabimama | URL | 2011-11-12(Sat)00:03 [編集]

Re: タイトルなし

なっつばー様 見たらほっては置けないですよね・・・同じですよ。だから増えるのですよ。わかっているのですが、ダメですね。できれば道で猫に会いたく無いです。でも会う確率がなぜか高いです。

Sabimama | URL | 2011-11-14(Mon)05:30 [編集]

保護活動お疲れ様です。
責任の取り方って人それぞれだと思うんですが、
いずれにしても自分ができることの範囲を超えないことが
大事かなぁと思っています。

我が家の場合…第一に今は住宅事情が許さないというのがあるのですが
仮に、隔離部屋として使えそうな部屋があったとしても
今一緒に暮らしている猫たちに対しての責任をきちんと果たしたいので
保護活動や預かりは一切しない。

というスタンスです。
冷たい人間って思われてしまうかもしれないけど
外ばかりみていると、今そばにいる命に対しておろそかになってしまう
気がして…。
それで今いる子につらい思いをさせるなら本末転倒かなと。

たまにしかできませんが、物資の支援などが今の自分の
身の丈に合った活動かなと思っています^^

メールありがとうございました。
でもまだまだ全然ヘタなんですよ~

ひだまり | URL | 2011-11-16(Wed)02:48 [編集]

Re: タイトルなし

> 身の丈に合った活動かなと思っています^^
それがベストでしょうね、無理したら続きません「継続」ですよね、何をするにしても。
出来る範囲で続ける事が力になると思います。

Sabimama | URL | 2011-11-16(Wed)04:19 [編集]

DC様 まさに何が起こるかさかりません。せめて裏切らない誠実な対応をしたいと、心がけます。

Sabimama | URL | 2011-11-16(Wed)20:13 [編集]